運動機能解析学

 秋学期には、学部の授業は動作分析学と運動機能解析学、理学療法演習を担当している。動作分析学と運動機能解析学は、月曜の三年生の遠隔授業日にあたるため、どちらも遠隔で行っている。

運動機能解析学は、3つ有る選択科目から学生が一つを選ぶ、選択必修科目である。ちなみに他の二つは、後藤勝正先生の生体機能学、石田和人先生の地域健康支援学であり、この三科目はそれぞれ大学院への進学・研究継続ための基礎的科目として位置づけられている。運動機能解析学では、ヒトの動作を解析するための生体力学的基礎知識を修得することを目的としているが、そのための学習手法として学習者同士が協力し合い、教え合いながら学習を進めていくジグソー法を用いたアクティブラーニングを行っている。

ということで、ちょっと寂しい授業中の教室の様子。全体への説明には、教卓においたPCで対応し、ホームグループとエキスパートグループについては、ホワイトボードに置いたiPadで対応しながら授業を進めている。最初はスムーズに実施出来るか不安もあったが、例年の対面で行うときと比べ、遜色ない活動が出来ているようだ。こちらとしては、個別のグループ内のディスカッションも聞きやすいし、議論への参加もしやすく、ホッとしているところ。次回からは、個別のプレゼンテーション準備に入る。



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